C2. 多様な食材に活用できる万能調味料

オリーブオイルを活用する舞台は無限にあります。

その中でも、地中海沿岸諸国では定番化しているような活用方法や、日本人の味覚にも合うオススメの食べ方をご紹介します。

 

▼スープ

チャウダー、ビスク、シチューなど、多くのスープには、オリーブオイルを添えるとよいでしょう。味を引き立てるだけでなく、黄金のオリーブオイルが点々と浮かび上がるので、ちょっとした華やかさも演出できます。

 

▼パスタ

美味しいパスタには、風味豊かなエキストラバージンオリーブオイルが欠かせません。パスタソースにはもちろん、食べる直前に軽くかける仕上げ用のオイルとしても最適です。グルメなレストランの味を自宅で楽しみたい方は、果実味と辛味のあるオイルを選んでください。茹でたてのパスタにパルメザンチーズと胡椒をかけるだけで、美味しさが倍増します。

 

▼野菜・果物

オリーブオイルの最も一般的な使い方は、サラダにかけることです。サラダは脂溶性のビタミンを多く含むので、栄養の吸収率を高める効果もあります。グリルする場合は、焼く前に野菜がくっつかないように軽く塗っておき、食べごろになったら仕上げに、お好みのオイルをかけてください。甘いフルーツには、フルーティなオリーブオイルを軽くかけたり、和えだりすると、甘さを引き立ち、調和します。

 

▼豆類

地中海食では、エキストラバージンオリーブオイルと、タンパク質が豊富な豆類の組み合わせがよく使われます。黒目豆、ひよこ豆、レンズ豆、ソラマメなどの一般的な豆類は、調理した豆類をフルーティーなエキストラバージンオリーブオイルと軽いバルサミコで和えるだけで、味が格段にアップします。

 

▼魚類

エキストラバージンオリーブオイルと魚は、地中海食の主食です。ほとんどのエキストラバージンオリーブオイルが魚に合いますが、より繊細な風味のものの方が好まれます。カルパッチョはもちろん、お刺身を塩とオリーブオイルで味わったり、醤油にオリーブオイルを混ぜて食べても美味しいです。

 

▼肉類

エキストラバージンオリーブオイルは、スパイスのような性質から、肉類との相性が抜群です。ソテーやステーキのドレッシングにも、オリーブオイルを使うと、濃厚な風味が引き立ちます。赤身の肉をしっかりしたオリーブオイルで仕上げると、もともと豊かな風味を持つ料理に、更なる深みが生まれます。豚肉にかけると、味の変化を楽しめます。鶏肉をオリーブオイルで炒めると、表面がカリッとして、味が引き締まります。軽い肉類には、ローズマリーを加えたオリーブオイルもおすすめです。

 

▼軽食・デザート

パンとエキストラバージンオリーブオイルが定番です。ディップして、オリーブオイルの複雑な風味を味わうこともできますし、パンにオリーブオイルをかけた後、ハチミツやおろしトマトを合わせると、ホテルブレックファストのような上品な味を楽しめます。朝ごはんによくあるヨーグルトにも、オリーブオイルがソースのようになり、よく合います。ヨーグルトには、アーモンドなどのナッツ類も一緒に入れると食感も良く、おすすめです。

サンドイッチを作る際には、オリーブオイルをパンにかけてから具材を挟むと、よい繋ぎとして、あらゆる具材とパンを調和させます。お気に入りのオリーブオイルがあると、具材はシンプルなものでも十分に楽しめます。

また、アイスクリームにかけて食べることも人気があります。バニラ味はもちろん、チョコレート味でも、ほとんどのアイスクリームに合います。適度な苦味・辛味と複雑な風味が、素晴らしいトッピングになります。

 

▼カクテル

驚かれるかもしれませんが、地中海沿岸諸国のバーテンダーたちは、オリーブオイルをマティーニやブラッディマリーに入れたり、まったく新しい発想でカクテルを作っています。 

 

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