035. 他の脂肪酸補給にはサプリメントを検討する

 

こんにちは!『cultiba(クルティバ)』オリーブオイルの竹本です。

 

“味わう人”と“もてなす人”へ、オーガニックオリーブオイルを作って販売して、『人と環境にやさしい最高の食生活』をお届けしています。

 

今回は『他のオイル』について。

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オリーブオイルから対象を拡大して、別の観点を紹介します。「発煙点」、「オメガ3系」、「MCTオイル」、「パルミトレイン酸」です。

 

「発煙点」については、エキストラバージンオリーブオイルの発煙点がおよそ210℃なので気にする必要はほとんどないのですが、調理に使う際に心配される方がいらっしゃいます。良いオイルであるほど発煙点は高いです。

一般に基準にされる発煙点の理論値ですが、実は痛んでいると理論値より低い上、一度調理に使用すると発煙点がグッと下がる精製・調合された他の植物オイルに対し、オリーブオイルは何度揚げ油に使用しても発煙点がほぼ一定という特徴があります。このため、ほとんど気にする必要ありません。

しかし、その上でまだご心配な場合には、エキストラバージンのアボカドオイルをおすすめしています。アボカドオイルはオリーブオイルほどではありませんが、主成分はオリーブオイル同様オレイン酸であり、ビタミンEも豊富です。そして発煙点は250~270℃と非常に高い。風味のクセが強いので好みが分かれますが、自らの五感で風味を確かめて、判断してください。

 

「オメガ3系」のオイルは、酸化しやすいので、オイルの状態で保有することはおすすめしません。サーモンなどの魚からの摂取がおすすめです。もしくは優良メーカーのサプリメントです。

 

「MCTオイル(中鎖脂肪酸)」は、最近人気ですね。これは脳にも効果的で注目されていますが、市場のオイルは品質がピンからキリまであることを見過ごせません。健康に関わる市場はどこもですね。

特に、ひとくくりに中鎖脂肪酸と言えどもその鎖上に繋がった炭素の数には5~12まであります。注目されているMCTオイルはC8(炭素が8個)のカプリル酸であり、その他の中鎖脂肪酸は少々意味合いが異なってきます。

市場の実態としては、優良なメーカーが純度の高いサプリメント用にココナッツオイルなどからカプリル酸を抽出し、その残りがマス向けに流れ、名前だけのMCTオイルとして販売されているようです。オリーブオイルと似ているとも言えますが、ここを混同しているとまずいので、MCTオイル(カプリル酸)は、信頼できるメーカーのサプリメントが良いと、暫定的に判断しています。

最後は「パルミトレイン酸」について、これはアンチエイジングに大切な脂肪酸で、女性は30歳を越えると、徐々に減少し始め、老化の表出(シミ・しわ)の原因になります。どう補うのかと言うと、マカダミアナッツオイルがおすすめです。これは、オイル美容アドバイザーとしての意見なので、これまでとは若干異なる視点になりますが、ご参考になればと思います。

 

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※告知:『cultiba(クルティバ)』オリーブオイル

ぜひ、メインオイル候補として“箱(6本入)”でお試しください!経験上、数ヶ月間で、高品質の基準を体得できる上、毎日が一層楽しくなります。

“数十万円”をかけて講義を受けるよりも、実践的に味覚が養われる方法として、おすすめです。良質な脂質は、美容と健康にも欠かせません。その良し悪しを自分で判断できると、悪質な脂質から身を守れるため、安心です。

 

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竹本(たけもと)

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