こんにちは!『cultiba(クルティバ)』オリーブオイルの竹本です。
“味わう人”と“もてなす人”へ、オーガニックオリーブオイルを作って販売して、『人と環境にやさしい最高の食生活』をお届けしています。
今回は『ポリフェノール』について。
約1分で読めます。
***
Tips for Selecting High-Polyphenol Olive Oils - Olive Oil Times
https://bit.ly/2PTY7sP
上の記事を読んでの感想と、私の頭の整理です。
ポイントは、
・ポリフェノールの量は品種・栽培法によって異なる。
・ポリフェノールは、風味特性を左右する。
・オリーブの実には、オイルの100~1000倍のポリフェノールが含まれる。
ポリフェノールなどの抗酸化物質が、オリーブオイルを魅力的にしていることは否定できません。この記事の中でも、「ポリフェノールを多く含むオリーブオイルはどれですか?」という質問が多いことに端を発して、記事が作られています。
もちろん、健康上の効能を期待するなら、ポリフェノールは多い方が良いと考える消費者の気持ちはわかります。しかし、一概にポリフェノールだけで選ぶのはどうかという考えがあります。
それは、ポリフェノールの種類と量が風味特性を決めるからです。
なので、多ければ多いほど良いのかというと、美味しさとのバランスが重要だと考えています。サプリメントとして取った方が良いオイルは、オリーブオイル意外にもある中で、竹本が“食品”としてのオリーブオイルを気に入った理由は、美味しいからに他なりません。
まず美味しくて、使い勝手も良く、ちょっとオシャレで、身体にも良いことを気に入っています。
そして、オリーブオイルの健康的な魅力は、ポリフェノールだけでなくオレイン酸にもあり、高品質なオイルを生活習慣に取り込めば、ある一定のポリフェノールを含むので、いたずらにポリフェノールを追い求める必要はないのではと考えています。
事実、美味しいオイルを求めた結果たどり着いた『ピクード種×オヒブランカ種』よりもポリフェノールを多く含む品種はあります。
そこで、今回の記事でおもしろいと感じた部分ですが、オリーブの果実には、オリーブオイルの100~1,000倍のポリフェノールが含まれているとあり、ハッとさせられました。
これが食べられたものじゃないから、テーブルオリーブ用には発酵させたり、塩漬けにしたりするわけですが、美味しさが必要ない場合は、実を丸かじりする方が良さそうですね。
これは、オリーブに限らず、他の果物や野菜に当てはまることでしょう。
ちなみに、ポリフェノールが多過ぎる品種も、美味しいものは美味しいです。しかし、それは尖った味とも言え、出番は限定的になり、汎用性とはトレードオフの関係です。
キッチンに置くオイルの種類は、風味良く健康にも良い状態を保てる1ヶ月〜数ヶ月程度で使い切れる範囲に留めたいので、各ご家庭の状況に応じて、賢く選んでいただきたいものです。
良いオリーブオイルは品種によって、風味が大きく異なるので、お気に入りの一本との出会いがあると、その後の生活が、安心安全、楽しくなります。
品種探検の羅針盤として、弊クルティバオリーブオイルを利用していただけたら幸いです。
***
※告知:『cultiba(クルティバ)』オリーブオイル
ぜひ、メインオイル候補として“箱(6本入)”でお試しください!経験上、数ヶ月間で、高品質の基準を体得できる上、毎日が一層楽しくなります。
“数十万円”をかけて講義を受けるよりも、実践的に味覚が養われる方法として、おすすめです。良質な脂質は、美容と健康にも欠かせません。その良し悪しを自分で判断できると、悪質な脂質から身を守れるため、安心です。
Ooobb.online(ウーブオンライン)
竹本(たけもと)
~“味わう人”と“もてなす人”へ、『人と環境にやさしい最高の食生活を』~