040. 認知機能を意識するなら健康的な食習慣を

 

こんにちは!『cultiba(クルティバ)』オリーブオイルの竹本です。

 

“味わう人”と“もてなす人”へ、オーガニックオリーブオイルを作って販売して、『人と環境にやさしい最高の食生活』をお届けしています。

 

今回は『食事療法ガイドラインの遵守と中年期からの認知機能低下』について。

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食事、特に地中海食は、高齢者の認知機能の向上と認知機能低下の抑制に関連すると言われています。

ここでは、地中海食、WHOガイドライン、オランダ保健審議会の食事ガイドラインのいずれかを遵守することで定義される健康的な食事と、中年期から老年期にかけての認知機能および認知機能低下との関連を定量化します。

 

方法:大規模な人口ベースの縦断研究であるDoetinchem Cohort Studyから、ベースライン時に45~75歳だった3644人(女性51%)を対象としました。

全般的な認知機能、記憶、処理速度、認知的柔軟性を5年ごとに評価し、20年後まで追跡。

地中海食のアドヒアランスは修正地中海食スコア(mMDS)で、WHOの食事ガイドラインのアドヒアランスは健康的な食事指標(HDI)で、オランダ保健会議の食事ガイドライン2015のアドヒアランスは修正オランダ健康的な食事2015指標(mDHD15-index)で測定した。

食事指標のスコアは、三分位(低、中、高)に分類した。線形混合モデルを用いて、健康的な食生活へのアドヒアランスによる認知機能のレベルと変化をモデル化した。

 

結果:mMDS、HDI、mDHD15-indexの最上位層は、最下位層に比べて認知機能の向上と関連しており(P値<0.01)、例えば、65歳では全体的な認知機能が2歳若返ったのと同じであった。

さらに、mMDS、HDI、mDHD15-indexの最上位層は、最下位層と比較して、55歳から75歳までの全体的な認知機能の低下が6~7%遅いことに加えて、処理速度(mMDS:10%、95%CI:2~18%、mDHD15:12%、95%CI:6~21%)や認知的柔軟性(mDHD15:10%、95%CI:4~18%)の低下が遅いことと統計的に有意に関連していた。

 

結論:食事ガイドラインの遵守度が高いことで判断される健康的な食習慣は、中年以降の加齢に伴う認知機能の向上と認知機能低下の遅さに関連する。


Adherence to dietary guidelines and cognitive decline from middle age: the Doetinchem Cohort Study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34004676/

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