048. 代謝経路を標的とした精密栄養学が、病気の予防につながる可能性

 

こんにちは!『cultiba(クルティバ)』オリーブオイルの竹本です。

 

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今回は『アルツハイマー病予防のための栄養』について。

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アルツハイマー型認知症の危険因子であるApoE4対立遺伝子は、最もよく研究されている遺伝的危険因子です。

アルツハイマー型認知症は増加の一途をたどっており、未だに治療法が確立されていません。

 

ApoE4によって変化する代謝経路を標的とした精密栄養学は、病気の予防につながる可能性を秘めています。

しかし、ApoE4保有者のアルツハイマー病予防に効果的な栄養プロトコルを決定するための長期的なヒト試験は行われていません。

これは、ApoE4の遺伝子変異が認知症のリスクを高める正確なメカニズムについて、まだほとんど知られていないためと考えられます。

 

幸いなことに、最近の研究では、これらのメカニズムにスポットライトが当てられ始めており、これらの新しいデータは、キャリアーがどのようにしてライフスタイルや栄養面でリスクを改善できるかを推測する機会を与えてくれます。

ここでは、ApoE4が、ミクログリアと炎症経路、アストロサイトと脂質代謝、周皮細胞と血液脳関門、インスリン抵抗性と糖代謝に、どのように影響を与えるかについて、最近の知見を紹介します。

 

これらのデータを基に、ApoE4キャリアーのための精密栄養学的アプローチを提案します。

これには、ケトジェニック・オプションを含む低血糖インデックス食、特定の地中海式食品の選択、および7種類の栄養補助食品のパネルが含まれます。

可能な限り、基礎科学的なメカニズムとヒトの観察研究を統合して、この精密栄養学的アプローチのより完全で説得力のある理論的根拠を構築しています。

最近の研究成果が長期的なヒト試験に反映されるまでは、メカニズムに基づいた実践的な臨床アプローチが、臨床医やApoE4患者がアルツハイマー病のリスク軽減を目的としたライフスタイルや栄養プランを採用する際に有用であると考えられます。

 

Precision Nutrition for Alzheimer's Prevention in ApoE4 Carriers
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33921683/ 

 

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竹本(たけもと)

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