オリーブオイルの価格は、すべての主要な市場で上昇しています。
欧州連合の農業市場観測所が発表した最新データによると、スペインのエキストラバージンオリーブオイルの価格は先月4％上昇し、2021年9月と比較して15％の上昇を記録しています。
イタリアやギリシャなどの他の関連市場でも、過去30日間に2％上昇し、ギリシャのエキストラバージンオリーブオイル価格は過去12ヶ月で12％上昇しています。
E.U.農業観測所も、すべての主要なE.U.市場において、バージンおよびノンバージン・オリーブオイルの価格が大幅に上昇したと報告している。例えば、ギリシャでは、バージン・オリーブオイルの価格が過去1年間で59％上昇しました。
ロシアのウクライナ侵攻による植物油市場の混乱や、主要生産国における2022/23年産への期待値の低さから、バージンおよび非バージンオリーブオイルの価格上昇は広く予測されていた。
数週間前、スペインのルイス・プラナス農業水産食品相は、来季のオリーブオイルの収量が平均より大幅に低くなると警告した。
オリーブオイル（他の植物油も）の収穫量の不足やインフレにより、価格が高騰しているというのは事実であるが、販売側もなかなかない値上げチャンスとばかりに、パッケージを見直すなど、あらゆる関係者が値上げ要素を追加しているようです。
日本の小売価格は、果たしてどれほど値上がりするのでしょうか。
個人的には、あえて値下げできないか、可能性を追求しております。
たけもとりゅうじ