オイルの使い分けについて(2/3)

前半では、とっておきのオリーブオイルの重要性に触れつつ、風味の変化があることをお伝えしたところで切り上げていました。後半では、風味の変化を説明しつつ、ペアリングの考え方に触れようと思います。

品質によって変化の程度は様々ですが、1ヶ月2ヶ月と経つと、風味が少しずつ弱くなってきます。物足りなくなってきたら加熱調理に使ったり、痛み始めたかなと思ったら一気に使い切っちゃうような柔軟さがあると、上手に使い分けられます。

日常から習慣的にオリーブオイルを活用できるようになると、250mlボトル一本では1ヶ月ももたないので、ちょっと足りなくなってくると新しい品種を試すのにちょうどいいです。アタれば食材によって使い分け、ハズレればニンニクの香りを移してアヒージョに使ったり、揚げ物に使ったりと、痛む前にガンガン使っちゃうのがおすすめです。

もっと幅を出しても消費に困らなそうな場合は、異なる風味のオイルを足すと面白いです。これはオリーブオイルの風味違いに限らず、ごま油のような全く異なる風味のオイルがあると料理は楽しくなるでしょう。

オリーブオイルによって、サラダに合う、パンに合う、魚料理に合う、肉料理に合う、お菓子作りにぴったりなど、ありますが、これはセオリーがありつつも、最後は感覚による部分なので、いたずらにオイルの種類を増やすよりは、自分の感覚で気になってから使い分けるがぴったりだと思います。実生活の視点に立てば、オリーブオイルは当たり外れがあるので、好奇心で買ううちにたまたま今キッチンにあるオイルの中で、この料理にはこのオイルと、味を確かめ相性を想像しながら使い分けるのが適切だと捉えています。

というわけで、おすすめの使い分けは「とっておきのオリーブオイル一本+アルファ」であり、アルファの部分が感覚と好奇心に基づくものだと、より美味しくかつより健康的な日常生活に繋がると、私自身の毎日の生活からお伝えしています。