地中海の“オリーブオイルと塩”は和食の“さしすせそ”

生まれた時からオリーブオイルと育っている現代日本人は少ないでしょう。そのため、食生活におけるオリーブオイルの位置付けを、的確に捉えられている人は少ないです。

そんな時、和食でいう“さしすせそ”が、地中海では“オリーブオイルと塩”だと答えています。

キッチンにまず常備したい調味料です。

地中海にとってのオリーブオイルは欠かすことのできないもので、だからこそ心身の健康への影響も大きいことがわかるかと思います。

野菜や果物を中心に、豆や木の実を食べ、肉より魚を食べるなど、伝統的な和食と地中海食は共通点が多いですが、決定的な違いが脂質にあります。

美容の先生がよく、和食の一汁三菜にオリーブオイルを加えると完璧だという理由はここ。温かいお汁の仕上げに加えるのが、手っ取り早いでしょう。保温してくれ、身体もより温まります。

ちなみに、カロリーを気にするのはナンセンス。主成分のオレイン酸は、血中の善玉コレステロールを減らすことなく、悪玉コレステロールを減らします。多くの脂肪酸は、両方増やすか、両方減らすかです。また、血糖値の急上昇を和らげてくれるので、良質なオリーブオイルを積極的に摂る方が、一般にカロリーを気にされる方が望む結果に近づきます。

オリーブオイルは、生でも炒めても揚げても、どんな使い方にも適応するので、地中海の人たちがオリーブオイルなしには料理ができないというのも納得。

使い勝手が良いからこそ、無理しなくても毎日の食事に登場できて、心身を大切にする方の食生活を支える役割を果たしてくれます。

もちろん、良質なオリーブオイルに限りますので、ご注意を。