【④賞味期限編】新米オリーブオイルソムリエの、ご近所さんでの“個人的な”オリーブオイルの選び方

私、まだまだ未熟な新米オリーブオイルソムリエなわけですが、個人的に、ご近所さんで一本を選ぶとすると、どんなポイントを見るだろうと思いまして、改めて整理しています。

今回は【④賞味期限編】です。

 

これが一番重要です。なぜかというと、値の張るオイルであればあるほど売れ残りリスクも高く、鮮度を失ったまま棚に残っている場合が珍しく無いからです。

オイルの風味は時間とともに弱くなりますが、賞味期限内であれば値段は通常変わりません。一般的に販売期限となる賞味期限とは別に、独自の購入期限を設けている消費者は、スマートだと言えるでしょう。

ポイントは製造年の推測になります。

製造年を推測するには、いくつか必要な知識があります。こればっかりは暗記してほしいです。

①収穫は年に1回
②収穫期は10月11月(北半球の場合)
③賞味期限は1年半〜2年(例外も増えつつある)

収穫が年に1回と知りさえすれば、鮮度が重要なオイルにとって、新しいオイルが出始めた段階で1年前のオイルはお役御免になることは明らかでしょう。1年経った時点で、話にならない品質になっているのか、まだ十分に楽しめる品質を維持しているかは、そもそものオイルの品質によるのですが、同じ生産者のオイル同士で新しいものと古いものを比較すると、誰もが新しいものをおすすめします。

新しいオイルがあるのにわざわざ古いオイルを同じ値段で買うことはありません。

あとは算数により、新しいオイルを見分けることになるのですが、ご近所のお店では、年明けから春先頃までは新旧オイルが混在しています。春になれば、だいたい新しいものに変わっているのですが、これはお店の回転率によるので、今度は逆に高品質オイルを他種少量取り扱うような高価格帯のお店ほど、日付チェックが重要になります。ついでに触れると、夏を過ぎると、ご近所のお店ではすでに風味を期待できなくなってきます。

余計に賞味期限に長く取るような小規模事業者が現れ始めたこともあり、一概には言えない部分ではありますが、新しいオイルを手に取る癖を身につけると、大ハズレだけは免れることができます。

追記)オンライン購入の際に表記がない場合は、問い合わせることをお勧めします。オンライン購入の場合は、通常温度管理されていると信じますが(業者によります)、風味の変化は避けられません。古いオイルであった場合、優良業者は、風味の変化を丁寧に解説くださいますし、場合によっては値引き対象になります。オイル知識に乏しい業者は、賞味期限内なので大丈夫とお答えになります。ひどい場合は、傷んだオイルが堂々と送られてくるので、値の張るオイルほど製造年が重要になります。